iPhoneの修理について・まとめ

修理に出す前に

2018年02月06日 18時15分

■自分で対処してみる
 水濡れ・水没、フロントパネルの破損、ボタン類の陥没・操作不能など、はっきりしたハード的な故障以外に、ソフトウェア的要因でiPhoneがおかしな挙動を見せたり、思い通りに動作しなかったりすることもあります。
 この場合、
①いま使っているアプリケーションを終了させ、再起動する。
②それでダメなら、そのアプリケーションをいったん削除し、再インストールする。
さらに、
③デバイスそのものを再起動する。
といった対処を試みてください。ほとんどの場合、これだけで解決します。修理に出すまでもないケースも、意外とあるのです。
 
修理店に送る/持ち込む前に
 自力で対応できない破損・故障は、修理に出すしかありません。
 そこで、Appleストアや正規修理サービスプロバイダに依頼するにせよ、非正規のiPhone修理店に依頼するにせよ、やっておくべきことを確認しておきます。
 
データのバックアップをとる
 Appleストアや正規修理サービスプロバイダに依頼すると、基本的にはデバイスが初期化されて帰ってきます。本体の新品交換修理ならかならずそうなりますし、部分的なパーツ交換で済んでいるときでも、データ保証はされず、消されてしまうことがあります。
 非正規のiPhone修理店では、「データを消さない、保証する」と謳うところが多いのですが、消してしまうケース、消えてしまうケースもあるので、念のためバックアップは取るべきです。
 バックアップをとる方法はふたつあります。
 
①iTunesを使ってパソコンの記憶装置にバックアップする。
②Wi-Fi経由でiCloudライブラリーにバックアップする。
 
 できるだけ、両方の方法でバックアップしてください
 
「iPhoneを探す」機能のオフ
 「iPhoneを探す」という機能は、iPhoneの盗難や紛失の際に、デバイスの悪用や転売のための初期化を防止するために、なくしたiPhoneの位置情報をパソコンなどで追跡したり、操作できないよう遠隔操作でロックしたりします。
 この機能を解除(オフ)するためにはApple IDとパスワードが必要で、ユーザー以外の人間にはできません。
 そのため、どこに修理を依頼するにしても、「iPhoneを探す」機能はオフにしておかなければなりません。
 
 そのほか、ケースやアクセサリーなども、修理に出す前に外しておきましょう。